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キャシアン・アンドー(Andor) セカンドシーズン むちゃくちゃ良かった。

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スター・ウォーズ好きの皆さんの中でも相当評価の高いローグ・ワンの前日譚

邦題キャシアン・アンドーのセカンドシーズンを見終えました。

 

4/23~配信していたものを、1週ごとに1話づつ楽しんでいたのですが。

中盤から一気にストーリーが盛り上がって、最後まで一気見してしまった。

disneyplus.disney.co.jp

 

年のせいか、ドラマともなると長時間気が散らずに一気見できることってなかなかなくって。久しぶりに時間も視界に入る些事もすべて忘れて最後までみてしまった。

 

映画『ローグ・ワン』へと直結する最後の4年間との触れ込み通り、きっちりとローグ・ワンへつながるエモーショナルなラストの余韻。

 

シーズン1を見ていた時には、このままローグ・ワンの時代まで何シーズンも引っ張ってあっちゃこっちゃで好き放題にヒーローしちゃうのか?

と心配してましたが。

 

レジスタンスの汚れを引き受けてきたというAndorのキャラを壊すことなく深く知ることができた。良い作品でした。

 

ジェダイもシスも出てこない。普通の人々の物語。打たれたら簡単に死んでしまう当たり前なんだけど当たり前の人たちがその命を懸けて戦って、ルークというポッと出の二世ジェダイがすべての光をもっていっちゃうその舞台のおぜん立てをした人々の物語をしみじみと楽しめました。

 

あまりに面白かったから勢いよくローグ・ワンも見直しているけれど。

やっぱちょっとキャラ変は感じる。

そもそもキャプテンとはいえ。Andorはあまり団体行動に向かないタイプではあるので。とはいえ、その働きは十分すぎるくらいのスター選手だというのをしっかり描かれた作品でした。

 

それにしても、Andorの人生の厳しいこと。自分の種族は根絶やしにされているし、育った町フェリックスも、今作の作戦でゴーマンの大虐殺にも立ち会い、最後はローグワンのあの死にざま。

 

ただ、やっぱりDisneyが入ると家族や女性に価値観の重きを置かなければならないらしく。割とイメージじゃない恋人を大事にして抵抗の戦いから逃げようとしたりとか、そういうのは不自然な気もしたけど。そういう風なキャラにしないと許されない時代(現実がね)なので、しゃあないんかな。絶対死なすよな~と思いながらみてたけど、殺さず不自然にAndorの前からビックスが立ち去ってしまい。さらには子どももいて。ってなるのはほんとDisney化。

不自然な感じもするけど。我慢できないほどではなかった。

 

シーズン2は冒頭からいいシーンが多くて。

スターウォーズのナンバリングタイトル。特に4,5,6は印象的なセットを使いまわして話が展開しているんだけど。そこを踏襲。

昔の映画は今ほどの映像技術がないから、舞台の延長みたいに作りこんだセットの中で展開するものが多かったと思うけれど。そのイメージをあえて再現しているんだと思っています(マンダロリアンを見ているときもいつも思ってる)。

 

ゴーマンの広場、Andorの潜伏先のアパート(コルサントにあって、圧巻の集合住宅群の風景)。印象的な背景が多かった。

冒頭のAndorたちが潜伏していた小麦畑が延々に広がる風景、モン・モスマの娘の結婚式。

若干引っ張りすぎやろう、もったりしすぎかな?と前半は思ったけど。

中盤以降はほんとよかった。

 

ゴーマン潜入時のデザイナー風Andorはどうにも笑いがこらえられなかったけれど。

 

ジェダイが大活躍するスター・ウォーズのナンバリングタイトルやクローン・ウォーズを見ていると、メインキャラはどんな目にあっても死なない安心感があるけれど。

Andorに出てくる人々は、話の都合なんか関係なく簡単に死んでしまう感があって。それもまたよしでした。

シーズン1でいきなりAndorが送られた収容所のシーンもラストでいい感じにまた再利用されていて。敵役のテドラの絶望感がマシマシになってた。

 

ルーセンと助手のクレヤの物語がかなり長めに入り込んで、ちょっとびっくりしたけれど。それも反乱の意味。抵抗の意味。結局のところはテロに訴える以外方法がない。暴力には暴力で立ち向かう以外ないんだと絶望の中で決意してしまうキャラを深く理解できてよかったなぁと。

 

なんにしろ、Andorの活躍するローグ・ワンの後には希望の未来があるとわかっているのでこの絶望の中で立ち向かう人たちの物語は見やすいです。

 

この余韻に浸りつつ、Andorというキャラの歴史に改編を加えるような前日譚の前日譚とか時系列に無理にねじ込んでくるようなストーリーは作ってほしくないなぁとは思う。

 

平和を取り戻した後のはずの世界で戦うアソーカのシリーズなんかは、もう、暴力団の抗争みたいにみえてて暴力が不自然に感じるけれど。

3と4の間はレジスタンスであることに不自然さが感じられないから直に悪の帝国、善なるレジスタンス!と思ってみられるのもありがたい。

 

とはいえ、Andorの活躍には後ろ暗いところが付きまとうのだけど。

こういう人がたくさんいて、最後に光り輝けるジェダイ様が降臨して世界を救ってくれたわけですよ。

 

いやぁ。楽しかった。

 

もう何回目かわからないけどローグワンも見直して。このシリーズ。ほんと最高。と再確認です。

 

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