お祭りの参加券を持っている話。
崖っぷちに立っているというか、ジェットコースターの頂上へ到達する寸前というか。
まさにフリーフォール寸前?足元が救われてふわっとするような断崖にいるような高層ビルの屋上から下界を眺めるかのような気分です。
実は エヌビディア/ NVIDIA ( NVDA ) を1株だけ所持しています。
2022年の11月に156ドル82セントで購入。先週末に726ドルになりました。
ざっと計算してみたところ、先週末の価格で売ったら2万円の投資に対して7万円の利益になるようです。
当時はAIブームが来るなんて思わず。ただ、10月頃にNASDAQが急落した時に、自分が平均114円で購入したドルで、アルファベットを2株買って、
NASDAQがまだ戻していなかったので、アルファベット購入の残りのドルに1ドル140円で足りないドルを購入して購入しました。
PCゲーム好きの人間としては、ここはエヌビディアやわ~GEFORCE最強!という自分が使っているモノのへの愛だけで購入。
300ドルまで戻したら楽しいな~なんて思って、1ドルは110円前後の気持ちがまだ抜けきれない中、1ドル140円の為替レートに相当おののきつつ、ドルを買って、夜中に一人、ドキドキしながら布団の中で住信SBI証券のアプリで購入を押したのを覚えている。
dottarabattara47.hatenablog.com
チャットGPTを契機にAIブーム到来。1株だけ持ったエヌビディアがどうなろうと私の生活にはなんの問題もないので放置してたらとんでもないことになった。
もし、預貯金をかき集めてでもあの時、1株と言わず10株でも買ってたら~。
きっと、今まで持ったままにはできてない。400ドルあたりで売ってただろう。
日本では2月22日の朝になるそうですが、決算に注目が集まっているというニュースが目につくようになりました。
私としても、さすがに600ドルを超えたあたりから、うれしいよりも怖いようなドキドキ感。そして、その狂乱のお祭りに参加している感。
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 2月19日から週の米国株式市場は、半導体大手エヌビディア(.NVDA), opens new tabの21日の決算発表が最大の注目材料で、同社を含むAI(人工知能)関連株への期待が先行する楽観相場の持続性が試される見通し。
AI用半導体が好調なエヌビディアは年初から46%超急騰し、時価総額は5700億ドル増えた。S&P総合500種(.SPX), opens new tabの年初来の上昇率の4分の1強に同社が寄与している。
1社だけで4割を押し上げるって怖すぎです。上りすぎ。
そこで、昨夜、しげしげとエヌビディアの財務情報等を眺めまわしてみたんですけど。とんでもない高騰で高騰した株式に対して1株あたりの総資産とか純利益で見るとしょっぼしょぼになってまして。
購入して以来、入ってくる配当が3セントづつ?くらいで、最近の企業は配当払わないしそんなもんだと思いつつケチだな~~~~って思ってたけど。いうほど儲かってなかった。そりゃ3セントでも支払ってくれてるだけマシ?と思ってしまった。
このPERが「怖いな」って感じられるようにやっとなった程度の知識ですわ。
みんな怖いんだろうな~と。もちろん私も怖いです!
[東京 19日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、日経平均が史上最高値に接近する中、高値警戒感がくすぶり、神経質な値動きが見込まれる。米エヌビディア(NVDA.O), opens new tabが21日に決算を発表する予定で、内容次第では国内の半導体関連株の動向にも影響を及ぼし得ると警戒されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月30日─31日分)では、米国での利下げのタイミングを推し量ることになる。
この1株が紙屑になっても生活にかかわるわけでもないので。
このお祭り騒ぎに自分も参加してるんだって思うと妙な高揚感があって楽しいです。
とはいえ。どうしようかな・・・
実はなんとかかんとか"賢明なる投資家"を読み終えました。
内容は数字の話になるとまったくてんでよくわからんし。古臭いに滲んで上下に活字がゆがんでいるような表を見ても、その違いが頭に入ってこない。
それでも、グレアムさんが繰り返し繰り返し安全マージンの取り方、危険から身を置くすべについて厳しく述べてくれる1冊だったので。
う~ん。ここは。グレアムさんに1票を投じてさっさと売っちまうべきなのか?
賢明なる投資家 ウィザード・ブックシリーズ10 Kindle版 ベンジャミン・グレアム著