日経平均は、昨日(2024/2/16)で38,487円24銭。
1989年12月末につけた終値ベースでの史上最高値(3万8915円87銭)にあと50円ほどまで肉薄とのことですが。
新NISAになってからの私のへっぽこ投資がまったくうまくいきません。
23年は適当に売買して、利確+配当で税引き後10万ちょっとのプラス、なおかつ含み益が12万ほどでしたが、
24年は惨敗状態。含み益が現在7万程(昨日時点の利益確定額が1万6千円程)。市場にさらしている自分のお金からするとしょぼしょぼの利益率で。
この加熱相場で適当なことをやってたら、痛い目に合いそうです。
ちなみに、正月明けから購入したNISA成長投資枠での現在の状態。
この加熱相場でこの結果。詳細は延べませんが、自分の「好きな業界」「よいイメージの会社」をあまり深く考えず購入した分のマイナスが7千円ほど(実は一昨日はその3倍ほどのマイナスになっていました)。
賢明なる投資家を読み始めたころに選んで購入した1社の含み益を相殺して、現在15,000円弱の含み益となっています。
まったくもって、大加熱気味の相場の中で置いてけぼり笑
昨日2/16が日経平均アゲアゲ相場だったのですが、14日に決算があった会社のいくつかを現在所持していたり、直前に手放したものや過去に持っていたものが大荒れで・・・
15日の木曜日はほんとに心乱れる一日でした。
四半期決算の発表ごとに、
決算が良くて、安心に見える会社の株価が決算翌日に無茶苦茶に下がっていく。
決算はいいけど、借金多いし若干不安を抱えつつ持っていた会社の株を処分したらストップ高。
決算がいい悪いをはるかに超えて借金が膨らみすぎておっそろしく見える株(以前につい購入したが、知識が増えてくると怖くなって手放した)が爆上げ。
何が良くて何が悪いと自分が思っても、パーティに熱狂している人々の心は解せません。
私もたまにはパーティに参加して楽しい思いもしたいのはやまやまなんですが。
でも、なんだかそれでいいんだろうか?と迷いつつ。昨年むやみに購入した特定口座の株式を様子見しつつ手放している最中です。
投機的な一般大衆を救うことは難しい。彼らは数で言えば、三までしか数えられないほどである。彼らは何らかの「動き」があると思われる銘柄ならば、値段を見ずに買うからだ。 (p.335).
賢明なる投資家 ウィザード・ブックシリーズ10 Kindle版 ベンジャミン・グレアム著
とにかく、グレアムさんは辛らつなんです。真実は教えてくれるし、安全マージンの取り方については非常に詳しく教えてくれるけど。文章のそこかしこにウォール街や経営者、各上場会社の資料に対する正義に燃えた怒り満載。もちろんどれほど理屈を教えても投機的に踊り狂う民衆にも辛らつです。
例に挙げられる会社がアメリカの会社且つ50年前の会社ってことで。そのイメージをつかむのに苦労している。ググれば会社の歴史も業態もだいたい調べられるし、ついそれぞれの会社の歴史に引き付けられて時間を忘れる。すると読書は進まない。
会計用語はわからない。書いてある目の粗いプリントで90度回転しちゃってる表が見にくくてさらに理解しづらい。けど。
金言の宝庫。警鐘の宝庫。
一言一句、この方の言うことが理解できてその通りにできても決して大儲けはできないであろうが。転ばぬよう、痛い目に合わないようにするための基礎知識が満載です。
一体自分が何割を理解できているのか怪しいけれどね。
私はこの足りない頭で何になりたいんだよ~~~何ができるんだよ~~~
と思うと。全額成長株投資からは引き上げて、インデックスファンドの投資信託に突っ込むのが正解にも見えるが。
でも、何事も経験と思って。本を読みつつちまちまとお金を動かしています。
少なくとも、グレアムさんがこの本を書いた50年前からすれば格段に各会社の資料は入手しやすくなっているので、安易に謎の専門家がつけたお天気マークだけを頼りに売買するのではなく、もう少し、投資する会社が出した一次資料(決算資料)を読み解く力を向上させたいです。
12月9日に書いたこの記事の後で、子会社ダイハツの不始末ニュースをみて、持ってたトヨタ様も手放したけど。株価は逆に天を衝く勢い。
安全に対する何十年にもわたるルール違反も嘘も、工場が1カ月以上も止まって、そこで働く人たちもみんな止まってても何の影響もないどころかアゲアケ゛な状態。大したことはなかったってことなのか。目の前にいる人の感情も読み違える私だから、大衆の感情など理解できるわけもなかった。
dottarabattara47.hatenablog.com